ヤマザキビスケットの「ルヴァン」を食べたくて、経緯をおさらいしました。
2016年2月、「オレオやリッツが二度と買えなくなる!?」「沢口靖子さん、リッツパーティーできなくなっちゃうよ!」などと話題になりました。しかし、そんなことはありませんのでご安心を。その後の経緯をざっくりまとめてみました。
1970年創業。ヤマザキのおいしさは、これからも。
- ヤマザキナビスコによる「オレオ」「リッツ」「プレミアム」の製造・販売が2016年8月末で終了した
- 理由は「ナビスコ」ブランドのライセンス契約が終了するため
- ヤマザキナビスコは9月1日より社名をヤマザキビスケットに変更
ヤマザキビスケット株式会社へ社名変更のごあいさつ | ヤマザキビスケット
- 同社は長年培ってきた独自の技術を基に新商品「ルヴァン」「ルヴァン クラシカル」を製造・発売
- 「ルヴァン」は「リッツ」の後継、「ルヴァン クラシカル」は「プレミアム」の後継とも呼ばれている
以下、新製品ブランドサイト
ちなみに通販でも買えます
ヤマザキビスケット ルヴァンクラシカル 6P 97g 5コ入り 2016/09/...
契約元モンデリーズ・ジャパンからの“ありがとう”。
- ナビスコブランドのライセンス元であるモンデリーズ・ジャパンは、「オレオ」「リッツ」「プレミアム」の日本国内での販売を引き継ぐことを発表
プレスリリース | 日本 | Mondelēz International, Inc.
「過去45年以上に渡って、ヤマザキナビスコは『オレオ』、『リッツ』、『プレミアム』などのナビスコ製品の製造・販売を行ってきており、ブランド認知への多大な貢献をしてきてくださったことに大変感謝しております。今後は、モンデリーズ・インターナショナルのネットワークにおける知識と経験や、製品開発力、品質面の強みなどを生かし、『オレオ』、『リッツ』、『プレミアム』など、世界で愛される私たちのブランドの更なる浸透・拡大を目指します。」
- 2016年9月12日より「オレオ」「リッツ」「プレミアム」を発売する
- 「オレオ」は、中国・北京にあるモンデリーズ・インターナショナル最大のビスケット工場で製造
- 「リッツ」はインドネシアのチカラン工場で、「プレミアム」はイタリアのカプリアータ・ドルバ工場で製造される(味に変化はあるのでしょうか...??)
- パッケージは従来品をベースに、店頭での視認性を意識してデザイン
プレスリリース | 日本 | Mondelēz International, Inc.
以下、新製品ブランドサイト
つまり、姿を消すどころか仲間がふえたよ!
スーパーのお菓子コーナーには、これからも「オレオ」「リッツ」「プレミアム」が並びます。さらに、ヤマザキビスケットの「ルヴァン」と「ルヴァン クラシカル」も仲間入り。ヤマザキナビスコが製造する「オレオ」などはもう食べられないので、まぁ、やっぱりそれは寂しいかな。
ちなみに、沢口靖子さんはヤマザキビスケットの「ルヴァン」CMキャラクターに起用されましたよ!“ルヴァンパーティー”にお呼ばれしたいっ。
ルヴァン/ルヴァンクラシカル「フランス」篇 | テレビ CM | ヤマザキビスケット
おさらいしたので「ルヴァン」を食べるよ!
しょっぱさの中にも、香ばしさとほのかな甘みを感じる“安定の”おいしさです。そのままパクパクいけちゃうし、アボカドとスモークサーモンをのっけたりしてワインも飲んじゃったりしたら、きっと最高に素敵だなぁ・・・。
ヤマザキナビスコ時代のリッツと比べるなら、やや塩味うすめでしょうか。リッツは表面の塩がキラキラしていたような。ルヴァンは目視できる塩が少なく、その辺の違いかなーと(目視できる塩って表現、なんだかレア)。
それとブルーのパッケージ、私はとても好きです。“青は食欲が減退する”とも言われますよね。個人的には、昔から陶器の釉薬として藍〜水色いろいろな青が使われてきたんだから全然ありでしょう!と思っています。
「YBC」「Levain」のロゴはとてもシンプル。説明不要の自信と、昔からあったような親しみやすさを感じました。「リッツの赤」を避けた上で視認性が高く、主役の食品が映えて、CMでも描かれているフランスっぽさがある!と、私は思います(そんな意図なかったらアレ)。
以上、受験シーズンに夜食としてリッツを狂ったように食べていた人がお送りしました〜。ではでは。